化学物質過敏症（Chemical Sensitivity）とは　　

私　代表取締役　竹田浩之です。シックハウス診断士・環境アレルギーアドバイザー・化学物質過敏症サポーターの資格を有し、今回は化学物質過敏症について投稿させて戴きます。前段で私はCS患者ではなく、あくまで知識と対策経験の中で投稿させて戴く事をご理解ください。（配慮ある社会作りを目指す）

 

※化学物質過敏症（Chemical Sensitivity）とは　　

CS発祥の原因

不快な外部の刺激の繰り返しにより、中枢神経が過敏になり、痛みや様々な症状が起こる状態の総称が中枢性感性症候群。化学物質過敏症もこの症候群に関係すると考えられる。化学物質過敏症が中枢神経感作までいくと、神経刺激の反応に依って自分の身体の中で、放出する物質が、また神経を刺激し、体調が悪くなったままという負の連鎖になると、原因物質を避けているだけでは、なかなか治まらないので、連鎖を遮断するような薬も視野に入れないといけないかもと云われている。

※化学物質過敏症へのご理解とご配慮をお願い致します。

どのような症状が現れるか？は化学物質過敏症の症状は多様で、どんな化学物質にどれくらいの量で、さらされると症状が出るかは個人差がある。

 

※化学物質過敏症の症状の一例

　　　・自律神経障害：発汗異常・手足の冷え・頭痛・易疲労症

　　　・内耳障害　　：めまい・ふらつき・耳鳴り

　　　・気道障害　　：咽頭痛・口渇

　　　・循環器障害　：動悸・不整脈・循環障害

　　　・免疫障害　　：皮膚炎・喘息・自己免疫異常

　　　・運動器障害　：筋力低下・筋肉痛・間接痛・振せん

　　　・消化器障害　：下痢・便秘・悪心

　　　・眼科的障害　：粘膜の刺激症状・関節障害・視力障害

　　　・精神障害　　：不眠・不安・うつ状態・不定哀訴

　　　　　　　　　　　等々・・・まだまだ症状があると云われています。

 

※どのようなものに反応を起こすのか？

　　　・住宅建材・接着剤・塗料

　　　・排気ガス・暖房の燃焼ガス

　　　・香料等を含む洗剤・柔軟剤・芳香剤・消臭剤などの日用品や化粧品

　　　・化学合成農薬・化学合成肥料で栽培された野菜、加工食品に含まれる食品添加物

　　　・殺虫剤・防ダニグッズ・虫よけスプレーなどの有害化物質

　　　　　　　　　　　等々・・・まだまだ沢山の物に反応を起こすと云われています。

 

※化学物質過敏症はだれでも発症するリスクがある事は、認知しないといけません。

日本国内には予備軍をいれると１１００万人と云われ、１０人に１人が化学物質過敏症の何らかの発症があると考えられています。

 

※化学物質過敏症の患者さんは、鉱山のカナリアとも云われ、患者の方が良いとされるものは、全ての人にとって良いものと理解してください。

 

※１０人に１人？と言われても？化学物質過敏症の患者を見たことないと思われるかもしれませんが、化学物質過敏症の方は、取り巻く環境で苦しんでお

　　　り、YouTube動画で『化学物質過敏症』患者の声を聴いてください。